去年、傷を見つけたクヌギには、この札をつけた。 大きなクヌギは、傷が治ってきたのもあったが、 このクヌギは、ふさがず、樹液を出している。 キイロスズメバチが、しょっちゅう行き来し、樹液を吸っているので、 近づくのは怖い!、こわごわ、デジカメで撮ったのが、下の画像。 唐崎神社の境内に、クヌギの木は何本かあるが、 今まで、どれも、傷がない美しい幹で、 傷がないから、樹液を出すことはあまりなく、 その樹液を吸いに、カブトムシなどが、 クヌギに集まっているのをみることもなかった。 もちろん、コガタクワガタや、カナブンなどはたくさんいた。 けれども、カブトムシや、ノコギリクワガタなどに 出会うのは、まれだった。 ところが、数年前、 殿田川沿いのクヌギ数本に、蜂蜜をぬってみたり、 なにか、つるしてみたりして、カブトムシを誘う仕掛けをだれかやりだした。 そして、昨年、樹液を出すための傷がつけられているのを知った。 夏の朝早く、カブトムシを見つけた子供の歓声と、 大人たちの声がよくするので、 ある朝、そばに行って聞いてみた。 大人は否定したけれど、子供は、知っていることを口にした。 この土地にも、新しく家が建ち、その人たちが、 夏、自然豊かな我が家へ、遊びにおいでと都会の子供たちのいる家族を招かれる。 けれども、そのサービスのために、ひそかに、この杜のクヌギを数本も傷つけるなんて! そういうのは、おかしいと思う。 マキノには、昔、薪や、炭焼きに使った、クヌギ林が、かなり広くあって、 写真家、今森光彦さんの里山の写真でもかなり知られている。 カブトムシの美しい写真も目にしたことがある。 けれども、こんなやり方で、鎮守の杜を、子供に感じさせていいのだろうか・・? 殿田川べりは、子供たちが、田んぼにいるおじいさんのところへ、かけていったり、 みんなが、のんびり、散歩したり、自転車で通ったりする。 今、スズメバチがあつまってきて、危なくなって来て、本当に困っている・・・・・・。 追記 このクヌギは、とうとう枯れてしまった。 そのあと、キノコが、沢山出た。
by kawasusonomiya
| 2010-07-05 20:11
| 植物
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